投資信託が初心者にお勧めなことは分かったよ!
投資信託の仕組みや特徴も勉強できたわ!!
でも商品がありすぎて、どのように選べばいいか分からないよ><
今回は、投資信託に興味が涌いたけれどどのような商品を選べば良いか分からずに困っている方に向けて、初心者にお勧めの投資信託商品の買い方(ポートフォリオ)を紹介します。
私は企業型の確定拠出年金、自社株、個別株を2014年から運用しています。そこでの経験と知識をもって丁寧に紹介していきます!!
確定拠出年金、積み立てNISAで投資信託がお勧めな理由は、【初心者サラリーマンが0から始める、投資の始め方をやさしく解説します!】を確認してくださいね。
投資信託の仕組みや特徴については、【【初心者向け】投資信託の仕組みと特徴を詳しく解説します!(確定拠出年金・積み立てNISA)】を確認してくださいね。
ポートフォリオ(購入割合)
今回はお勧めのポートフォリオを紹介していきます。
ポートフォリオとは??
いきなりですが、ポートフォリオという言葉をご存知ですか?
ポートフォリオ??
聞いたことはあるけれど、どういう意味なのかしら??
ポートフォリオとは、確定拠出年金や積み立てNISAで商品を購入するときに色々な商品を購入すると思いますが、その際の商品ごとの購入割合となります。
金融・投資用語としてのポートフォリオは、現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容(株式の銘柄などまで具体的に)を指しています。
出典:マイナビクリエイター
この割合を決めることで、資産運用でのリスクやリターンが変わってくるため、ポートフォリオを決めることがとても大切になってきます。。
次の例にある、ポートフォリオ1とポートフォリオ2を見ていきます。
ポートフォリオ1では、外国株、日本債券、貯蓄型を33%ずつ購入しています。
後ほど詳しく解説しますが、これはかなり保守的なポートフォリオとなります。
ポートフォリオ2では、日本株、外国株を50%ずつ購入しており、こちらはかなり攻めているポートフォリオといえます。
この丸いやつが、
ポートフォリオだったんだね。
これなら私も見たことあるわ!!
年齢別ポートフォリオの組み方
ポートフォリオが大切なことは分かったよ!
でも、どうやってポートフォリオを組んだらいいのか分からないわ><
それでは、ポートフォリオを組む上での考え方を解説していきます。
投資先の決め方
ポートフォリオを組む上で大切なことは、これから資産を増やしたいのか、守りたいのかによって購入する商品(投資先)が大きく異なります。
リスクの許容度によって、投資先は次のように考えられます。
- 資産を増やすためにはリスクを取って、株式投資信託
- 資産を守るためには、債券投資信託、または、貯蓄型
投資先 | 特徴 |
---|---|
株式投資信託 |
日本国内、海外の株式に対して投資をおこなうスタイル。 |
債券投資信託 |
日本国内、海外の国債、社債等に対して投資をおこなうスタイル。 |
貯蓄型 |
元本保証の定期預金。 |
不動産投資信託 |
日本国内、海外の不動産に対して投資をおこなうスタイル。 個人で通常の不動産を購入することは難しいが、こちらの商品では1万円前後から購入することができる。なお、株式と同様に売買されている。 |
※投資信託の仕組みは「【初心者向け】投資信託の仕組みと特徴を詳しく解説します!(確定拠出年金・積み立てNISA)」で詳しく解説しています。
投資割合
資産を増やすには、株だね!
資産を守るのは、債券か貯金だわ!!
ここまでの説明では、株・債権・貯金のお話をしてきました。
実際にポートフォリオを組む上では、これらを組み合わせる必要があります。
一般的に年齢が若いほど、資産を増やすために株の割合を多くします。
一方、年齢が増えるにつれて、資産を守るために株の割合を減らしていきます。
目安としては、次の通りです。
もちろんこれは目安なので、皆様の判断で割合を自由に設定してくださいね。
株式投資信託等のリスク商品の割合(%) = 100 – 年齢
僕は30歳だから、株は70%だね!
残りの30%は守りの商品だね!
お勧めの株式投資信託
ここでは、資産を増やすためにお勧めの株式投資信託を紹介いたします。
確定拠出年金や積み立てNISAを考えている初心者の方は、将来の年金の代わりになるものを自分で運用したいと考えていることでしょう。
そこでお勧めする投資信託としては、長期投資に向いた株式投資信託商品をご紹介します。
その商品とは、インデックス型の株式投資信託(無分配型)をお勧めします。
理由は2つあります。
インデックス型
長期投資である以上、運用にコストがかかるのは本末転倒なので、運用手数料が安いインデックス型をお勧めします。
無分配型
分配型商品の場合、運用している資産の中から分配されることがほとんどです。そのため、商品を売却するときには購入時の価格を下回っていることが考えられます。
分配型は将来の年金を投資するといった目的に向かないため、無分配型を強くお勧めします。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は長期投資を目的とした、投資信託商品の買い方(ポートフォリオ)、お勧めの株式投資信託商品を紹介致しました。
投資に絶対はありませんが、少しでも将来の資産形成に役立てば幸いです。
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