【金魚】ピンポンパールのお尻や皮膚が赤くなる病気(赤班病)の原因と治療法を解説します!

金魚のお尻が赤い 金魚
クマスケ
クマスケ

家で飼っている金魚のお尻が赤くなったよ><

クマ子
クマ子

可哀そうだわ><

早く治療してあげないと!

本記事では、金魚のお尻や皮膚が赤くなってしまう、赤班病(せきはんびょう)の原因と治療法について解説していきます。

我が家のピンポンパールも赤班病にかかってしまったため、私の治療法も併せて紹介いたします。

大切な金魚が病気になってしまうのは悲しいことですが、この記事を最後まで読んでいただくことで、大切な金魚を病気から守ってあげてくださいね♪

赤班病の症状

赤班病の症状は、体の表面が赤くなり血が滲んだような見た目になります。その他にも、お尻の部分(肛門)が赤くなる場合もあります。

赤班病の原因

 まずは、このような赤班病にかかってしまう原因を解説していきます。

エロモナス菌

赤班病にかかる主な原因は、エロモナス菌という細菌に感染することであると言われています。

【エロモナス菌とは?】
エロモナス菌は、淡水中であれば、世界中どこにでも普通に存在している細菌です。
体調がすぐれないときや水質が悪い時に感染することがあります。

エロモナス菌に感染する原因

次になぜエロモナス菌に感染してしまうのかについて解説します。

先ほど解説した通り、エロモナス菌は淡水中であればどこでも存在しているものであるため、体調が悪い時に感染してしまいます。

一般的に、金魚の体調が悪くなるには次のようなことが考えられます。

【金魚の体調が悪くなる原因】

  • 水替えを怠った汚い水
  • 急激な水温の変化
  • バクテリアの少ない水質環境
  • 酸素不足

これらの原因の中に思い当たる節があるのではないでしょうか。

ここで悩んでいても、金魚の病気は治りません。今後は、このような状態にならないように反省しつつ、次の治療法を参考に治療してあげましょう。

赤班病の治療法

赤班病の治療法について、症状の軽い場合から順に3点紹介していきます。

水替え

赤班病の初期症状の場合に症状を見つけた場合は、水槽の水にエロモナス菌が多く存在している状態であると考えられますので、積極的な水替えによって治療します。

水槽の50%の水替えを2日に1回、一週間程度実施して様子を見ましょう。

 

クマスケ
クマスケ

僕たちは、この方法で治療しているよ!

 状態が回復しなければ、次の塩水浴をしてあげます。

塩水浴

赤班病の中期症状の場合や、水替えで治らなければ塩水浴をしてあげます。塩水浴のやり方は、こちらの記事を参考にして治療してあげてください。

薬浴(観パラD)

赤班病の症状がかなり進行している場合は、薬で治療する必要があり、観パラDという薬が有効です。

重度の(鰓病/赤斑病)の場合や..菌及び寄生虫に侵されてる場合は..「0.5%塩水浴」+「パラザンD(観パラD)」or「グリーンFゴールド(顆粒)」にて..約1週間の薬浴が有効!

出展:金魚 伝心伝承

ここでは、観察パラDを用いて治療した際の治療方法を説明していきます。

まずは、別水槽に移動させるために水槽の準備です。

水質の急激な変化を避けるために、別水槽の半分程度を、飼育水槽からもってきます。残りの半分は、カルキを抜いた水道水を投入します。

その後、病気の金魚が泳いでいる水槽と同じ温度になるように、ヒーターで調整します。温度が同じになったら、観パラDを投入します。

説明書に書いてある通り、水10L当たり1ml入れていきます。よく混ぜたら、病気の金魚を移動させてください。

治療水槽で気を付けることが1点あります。

それは、濾過をしてはいけないということです。

濾過をしてしまうと、せっかく投入した薬も濾過されてしまい、薬の効果がなくなってしまうので注意が必要です。

ちなみに、薬を入れているので酸素濃度が下がってしまうので、濾過効果のないぶくぶくはしっかり準備してあげてくださいね。

薬浴中の水槽水は、濾過できないため汚れやすくなるため、絶食+水換えは徹底してくださいね。

水換えは、2日に1回、水槽の半分程度交換は最低限してくださいね。

その際にも、観パラDを入れ忘れないように注意してください。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は、金魚が赤班病にかかる原因と治療法を解説しました。

大切な金魚が病気になって苦しんでいるのを見るのはつらいと思います。
早く優雅に泳ぐ姿を見れるように、私たち飼育者が責任をもって治療してあげましょう。

金魚の正しい飼い方について、「金魚の飼い方を初心者向けに簡単に解説します!!」にまとめているので合わせてどうぞ~!!

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