本記事では、あなたの大切な金魚にイクラのような水泡ができた時の対処法をお伝えするものになります。
実際に私の家で育てているピンポンパールにも水泡が出来てしまいましたが、この記事でご紹介する方法を実践することで水泡を治すことができました。
記事の前半では、ピンポンパールにできた水泡の病名と原因を解説し、後半では、実際に施した処置をお伝えしていきます。
この記事を読み終えることで、大切な金魚にできた水泡の悩みが解決できればと思います。
松かさ病?水泡症?ガマガエル症候群?ピンポンパールにできた水泡の病名と原因
水泡のイメージ
我が家のピンポンパールのお腹あたりに出来てしまった水泡がどのような病気なのでしょうか。
このように、お腹のあたりにイクラがくっついているようなイメージです。
赤いものと透明のものがたくさん出来ていました。
腹部に複数できてしまうためとても痛々しい見た目になってしまい、とても心配ですよね。
原因と病名
この水泡の病名ですが、色々な呼ばれ方がされています。
- 松かさ病
- 水泡症
- ガマガエル症候群
こらはすべて、エロモナス菌による感染症の一種と考えられています。
これが、パール鱗をもつピンポンパールの場合、水泡症やガマガエル症候群と呼ばれます。
一般的な金魚の場合、松かさ病と呼ばれます。
エロモナス菌は、淡水中であれば、世界中どこにでも普通に存在している細菌です。
体調がすぐれないときや水質が悪い時に感染することがあります。
このように、エロモナス菌はどこにでも存在する菌であるため、水泡症にかかってしまう原因は名確には分からないとされています。
次の章では、治療方法を説明していきます。
水泡症を治す薬、観パラDについて
私は水泡症を治療するために、観パラDという薬を使用して治療を行いました。
観パラDとは?
http://papakazu.blog115.fc2.com/blog-entry-42.html
細菌感染症(穴あき病)の治療に。本品1mlを水量10Lの割合で薬浴する。薬効は10~14日間。
まずは、別水槽に移動させるために水槽の準備です。
水質の急激な変化を避けるために、移動先の別水槽に入れる水の半分は飼育水槽からもってきます。
残りの半分は、カルキを抜いた水道水を投入します。
その後、病気の金魚が泳いでいる水槽(飼育水槽)と同じ温度になるように、ヒーターで調整します。
温度が同じになったら、観パラDを投入します。
説明書に書いてある通り、水10L当たり1ml入れていきます。
よく混ぜたら、病気の金魚を移動させてください。
薬浴中の治療水槽で元気に泳いでいる様子です。
治療水槽で気を付けること
治療水槽で気を付けることが1点あります。
それは、濾過をしてはいけないということです。
濾過をしてしまうと、せっかく投入した薬も濾過されてしまい、薬の効果がなくなってしまうので注意が必要です。
ちなみに、薬を入れているので酸素濃度が下がってしまうので、濾過効果のないぶくぶくはしっかり準備してあげてくださいね。
薬浴中の水槽水は、濾過できないため汚れやすくなるため、絶食+水換えは徹底してくださいね。
水換えは、2日に1回、水槽の半分程度交換は最低限してくださいね。
その際にも、観パラDを入れ忘れないように注意してください。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、ピンポンパールにできた水泡の原因と対処法を解説していきました。
大事な金魚なので、しっかりと治療してあげてくださいね。
薬を使うほど症状が悪化していない場合は、塩水浴をしてあげてくださいね。
また、治療が成功した暁には、正しい方法で水替えをしてあげてくださいね。
金魚の正しい飼い方について、「金魚の飼い方を初心者向けに簡単に解説します!!」にまとめているので合わせてどうぞ~!!
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