【金魚】簡単な水換え、掃除のやり方、頻度を解説します!

水替え 金魚
クマスケ
クマスケ

金魚や熱帯魚を飼育しているんだけど、水換えが大変なんだよな><

クマ子
クマ子

定期的に水換えしてあげないと、お魚が可哀そうだわ!!

今回は、金魚や熱帯魚を水槽で飼育している人向けに、簡単な水換えのやり方、水換えの頻度を解説していきます。

私は、金魚・熱帯魚の飼育を5年以上しているため、水換えは100回以上やっていると思います。そこで実践している、簡単な水換え、掃除、そして、適切な頻度を説明します。

この記事を最後まで読むことで、これまでより快適な水換えの方法が分かります。さらに、今回紹介する水換えの方法は、私たちが楽できるだけでなく、お魚にとても快適な水換えになること間違いなしですよ!!

やっていはいけない水換えの方法

まず初めに、ついやってしまう良くない水換えの方法について説明します。
これから順番に解説していきますが、基本的には今の環境を急激に変えてはいけないという内容になります。

水槽を傾けて水を抜く

水槽を傾けて水を抜く

水換えをするためには、まずは水槽の水を抜く必要があります。

ここでやっていはいけない方法としては、水槽をお風呂場や、玄関に運んで水槽を傾けて水を抜く方法です。

これをすれば、簡単に水を抜くことができますが、中にいるお魚さんはビックリしてとてもストレスを感じるので絶対に辞めましょう!!

水道水をそのまま水槽に入れる

水道水をそのまま水槽に入れる

次に、新しい水を入れるときに絶対にやっていはいけないこととして、水道水をそのまま入れることです。

水道水はカルキが入っていて、お魚にとっては害がある水なのでそのまま入れてはいけません。また、水槽に水道水をいれると水質、水温共に水槽水とことなる環境の水が一気に入っていきます。

これにより、水槽のお魚は急激な水質変化でストレスがかかり、病気になったり弱ったりしてしまう可能性があります。

なので、絶対にそのまま水道水を入れるのはやめましょう。

水槽の水と温度差がある

水槽の水と温度差がある

冬にやりがちなことですが、水槽の水はヒーターで温められているけれど、水換えの水が常温で冷たいといったパターンになります。

これも、お魚にとってとてもストレスなので絶対に辞めましょう!

お魚にとっての1℃の水温差は、人間の4℃ぐらいの感覚と言われています。
上図の通り、8℃差があると、人間でいう32℃の差があるような感覚となるため相当なストレスとなることが分かってもらえるのではないでしょうか。

一気に新しい水を入れる

一気に新しい水を入れる

最後に、辞めてほしい水換えの方法ですが、一気に新しい水を入れることになります。

お魚は、急激な水質の変化に強くストレスを感じます。
なので、新しい水を一気にドバっといれるのも絶対に辞めてくださいね。

正しい水換えの方法

やってはいけない水換えの方法はこれまで解説してきました。

ここからは、お勧めの正しい水換えの方法を解説していきます。

事前準備として、水換え用の水を準備する

水替え用の水

まずは、水換えをするまでにポリタンクに水道水を溜めておきます。

ポリタンクに水道水を入れたら、カルキ抜きを適量入れておきます。
水換えの1日以上前に準備しておきましょう。そうすることで、水質が安定します。

また、ポリタンクは水槽の近くに置いておくことをお勧めします。
これは、水槽の温度と同じにするためです。

ただし、水槽の水をヒーターで温めている場合は、ここでは特に気にする必要はありません。(水を入れるときに、温めます。)

水槽を掃除しながら水を抜く

プロホースを用いた水抜き

水換えをするための次のステップとして、まずは水を抜いていきます。

水を抜くと同時に、水底に溜まっている糞やえさの食べ残しなどを掃除していきます。

そこで利用するのが、プロフォースというものになります。

プロフォース

プロフォースでの水抜きと掃除

これを用いて、水槽の底に溜まったごみを取り除きながら、水を抜いていくことができます。いわゆる、サイフォンの原理を使って水を抜いていきます。
プロフォースを使うと水換えが本当に楽になります。価格も1000円程度なので一家に1つあるととっても便利なのでお勧めですよ!!

サイフォンの原理とは?
水は高いところから低いところへ移動するとう原理を用いて、ポンプなどの動力を使わずに水を抜くことができます。

水槽に水を入れる

水入れ

水が抜けたところで、次に水を入れていきます。

ここで用いるのが、ホースとポンプになります。

ホースとポンプ

これを用いて、ポンプ側をタンクに入れます。

タンクにポンプを入れる

ホースのもう片方を、水槽にセッティングします。

ホースの注水側をセット

あとは、ポンプの電源を入れると、自動で水くみが開始されます。
自動で水が注入されますので、のんびりと水くみの様子を楽しんでも良いですし、他のことをしていても良いのではないでしょうか。

これで水換えは完了です!!

水槽をヒーターで温めている場合、水槽の温度とタンクの温度に差があるかと思います。この差が大きすぎる場合は、必ずタンクの水を温めてから水を注入するようにしてくださいね。

水換えの頻度と量は?

最後に、水換えの頻度と量について解説していきます。

水換えの頻度は、水槽にいるお魚の密度や、お魚の種類によって一概には言えませんが目安として次のように考えておいてください。

【水替えの頻度と量】

  • 夏:1週間に1回、水槽の30%程度水換え
  • 冬:2週間に1回、水槽の30%程度水換え

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は、やっていはいけない水換えの方法と、お勧めの水換えの方法を解説しました。
本記事を参考に、正しい方法で水換えをすることで、大切なお魚を正しく元気に飼育してもらえると幸いです。

金魚の正しい飼い方について、「金魚の飼い方を初心者向けに簡単に解説します!!」にまとめているので合わせてどうぞ~!!

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